日本語だけじゃない!七田式で子供の英語能力をグンと理解する方法
七田式の教育方法とは?
七田式という言葉を、一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
この教育方法は、日本の教育界の巨人、七田眞さんによって創り出されました。彼の研究と実践によって、幼児期の脳のポテンシャルというものが、これまで考えられていた以上に高いことが明らかになりました。特に、この時期の脳は情報を驚異的なスピードで吸収する能力を持っています。
そこで、質の高い情報を大量に、そして効率的にインプットすることで、脳の活性化を促し、学習能力や創造性を飛躍的に向上させることが可能だというのが、七田式の核心です。
フラッシュカードとは?
フラッシュカードは、学習用の小さなカードで、片面に質問やヒント、反対側に答えや関連情報を記載するもの。学習者はカードの片方の面を見て、答えや関連情報を思い出そうとする学習方法が一般的です。
フラッシュカードの利点は、 小さくて軽いため、どこへでも持ち運びが簡単なこと。外出先や移動中でも学習が可能です。また、アクティブラーニングといって、 自分自身で答えを思い出すことにより、受動的に情報を受け取るよりも記憶に定着しやすくなります。さらに、同じカードを何度も繰り返し使うことで、情報を長期記憶に移す助けとなるので、学習にピッタリです。自分のニーズや学習スタイルに合わせてカードを作成することができるので、画一的でなく、オリジナルの使いかたもできます。
学習補法は、知っているカードと知らないカードに分けることで、どれだけ学習が進んでいるのかを具体的に確認することができます。
近年では、アプリやオンラインツールを使ってデジタルのフラッシュカードを作成・利用する人も増えてきました。デジタルフラッシュカードの利点は、自動的に反復スケジュールを設定してくれる、音や動画を追加できる、共有やダウンロードが容易であるなど、多岐にわたります。
「かな絵ちゃん英語カード」の特徴とは?
「かな絵ちゃん英語カード」は、その名の通り、日本語版「かな絵ちゃん」カードと内容がほぼ同じですが、英語版として展開されています。つまり、1200語の名詞がそのまま英語で楽しめるというわけです。
このカードの一つ一つには、子供たちの興味を引きつける可愛らしいイラストと、そのイラストに対応する英単語が明示的にプリントされています。子供たちが自然と英語に興味を持つよう設計されており、カードを繰り返し見ることで、右脳の記憶領域が刺激され、英語の単語を効率よく覚える助けとなります。
英語を母国語のように学ぶメリット
日本での英語教育は、しばしば文法中心の学習となりがちです。しかし、言語はコミュニケーションのためのもの。日常生活で自然に英語を使いこなすためには、どのようなアプローチが有効なのでしょうか。
まず、母国語としての英語の習得は、第二言語として学ぶ方法とは根本的に異なります。子供は、文法や単語を一つ一つ覚えるのではなく、日常の中で自然と英語を吸収していきます。これは、子供が日常のさまざまなシチュエーションで英語を使うことを想定し、リアルな会話の中でのフレーズや表現を身につけていくプロセスを意味するのです。
子供の脳は、成長とともにその形や機能が変化していきます。この時期に多くの言語情報を取り込むことで、言語習得に関わる脳の回路がより強固に形成されるのです。
このような早期の刺激が、将来的に高い学習能力や語学能力の形成に寄与します。幼少期に英語の音に触れ続けることで、ネイティブに近い発音を身につけることができるとともに、リスニング能力も大きく伸びるでしょう。特に、英語の発音は、子供の頃に耳でたくさんの音を聞くことで、自然にマスターできます。